“楽しさ”を追求する(智之)

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どーも、智之です。

長い話しに入る前に、この前の試合の反省を石井翔選手から提案もありましたので一つだけ!

「声」=特に内外野の間に上がったフライ。当事者の判断で捕るわけだけど、当事者の素早い判断をサポートするために近くの客観的に見える選手が指示を出して、当事者の判断を促すことが必要だと思います!セカンドなら「セカンド」、ライトなら「ライト」。当然、いつも捕手から指示は出しているけど、その声の伝達をもっともっと!捕手の指示が誤っていたら近くの選手の声で訂正!声の連係プレー!

 

ところで、新入団選手も入ってきて、徐々に慣れてきたところで、キングスの目指す方向性を確認しておきたいと思います!(長いですよ!)

「楽しい野球をやりたい」と誰もが思っている。ならば、「楽しい」ということについて今一度考える必要がある。

キーワードは、野球、チームである。野球は日常ではない。そして野球はチームでやるものである。

「野球における楽しさ」という場合、「日常における楽しさ」とは異なり、限定されたものだと思う。

さらに、野球はチームでやるということを当てはめれば、キーワードは、キングスとなる。

つまり、「キングス野球における楽しさ」をもっともっと追求したい。

「キングス野球における楽しさ」を考えれば、今のキングスの、今の選手の、反省点や改善点がみえてくる!

そうすると、自ずと一人一人の目指すべき方向性、一人一人のあるべき姿勢、が見えてくるはず。

キングスの特徴としては、幅広い年齢層、性別を超えたチーム、キングス哲学、キングス愛がある。

これを選手一人一人が体現し、一人一人が表現していけば、自ずと「楽しさ」がついてくる。しかも、この上ない未知の楽しさを実感することができる。その楽しさをみんなと分かち合いたいからこそ毎週日曜日にみんなの待つグランドに行く。ただ野球をやりたいのではない。野球でつながった、否、キングスでつながった仲間に会いたい!この仲間と一緒に野球をやりたいと思う。(そう思えなければ富山から来ない・笑)

そう思えるチームがもともとあって、放っておいても「楽しさ」をくれるというのではない。そう思えるチームにしたい!もっともっと楽しく!楽しさを高次元に!という選手一人一人の意識でキングスを育て続けなければならないと思う。

もはや一人一人の能力ではなく、一人一人の一挙手一投足、気持ち、取り組み方、姿勢が「キングス」と一体化しているかどうかが、自分の言動の判断基準となると思う。

もっとチーム一丸となって、もっとキングスを成長させる。もっともっとみんなが楽しく、もっともっとキングスが楽しく。そのためにはどうすればいいかを一人一人が考えていければいいなと思う。

ベンチから野球と関係のない話が聞こえてくるチームがあったり、隣の試合をみている選手がいるチームがあったり、仲間を茶化してケラケラ笑っているチームがあったり、怒鳴り声やケンカの声が聞こえてくるチームがあったり、ヤジのキツイチームがあったり、おとなしいチームがあったり、と、チームも人間と一緒でそれぞれに個性があるけど、キングスの個性を今後も伸ばしていきたいと思う。

偉人の言葉を引用すると…

「試合中でも、チームの歯車が欠けてしまっても歯車を修復する、または欠けた状態でも勢いよく運転させ続けるべく、
内野フライを無くす、見逃し三振を無くす、カットプレーをキッチリとする、更に隙をつく走塁をする、一歩目を早くする、守備位置の工夫、バックアップをもっと早く、相手へのプレッシャーのかけかたを更に強く・・・・・
その他にも、あれもこれも・・その為には・・・・考えれば、もっともっと、そつを無くせるはず→まだまだ強くなる余地はたくさんある→面白い!!」

キングスにおける充実感、哲学を共有したい!それをメンバーや状況に応じて、いろんな表現方法でみんなで体現したい!

・来たメンバーが常にベストメンバー(その日に来たメンバーが主力メンバー)

・出席率重視(出席こそが最大のチームへの貢献である)

・全員野球(チーム一丸、全員で野球をやる、打者は一人で戦うのではない、投手は一人で打者と対峙するのではない)

→声の掛け合い、声のサポート、間の取り方、サインの確認、キングスでの善悪などなど、全員で戦う!

・下手くそだけど一生懸命(下手くそだから全力プレー)

→全力プレー、全力疾走、常に次の塁を狙う、2次リード、カバー、盛り上げ、真剣勝負

※抜くところを間違えてはいけないぜ!

・ベテランを若手が盛り立て、ベテランの選手生命がどこよりも長く、ベテランの笑顔がステキなキングス

→キングスのバロメーターはベテランが元気かどうか、ベテランが楽しんでいるかどうか。ベテラン元気がキングス元気の証。ベテランは何かと遠慮気味になり、弱気な発言もでる。それは年齢を重ねると当然かもしれない。そこで!そのベテランが楽しいと感じるチームに若手が作り上げていく!その日、ベテランが楽しそうにしていたら、試合の勝ち負けを超えて「いい試合だった」と言えると思います!!それがキングス!!

・個々の力で勝つのではなく、チームの力で勝つ!

→個々の力だけではない、采配だけの力ではない、チームの力で勝つのだ!!

ということで、長くなりましたが、このへんで(笑)

人数の安定というチーム作り以前の条件が安定しつつあるので、これからみんなでチーム作りを楽しみながらやっていきましょう!!

追伸

2012年度と2013年度のDVDを作り始めたのでお楽しみに!!!

 

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