蒲池選手結婚祝記念試合

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2016.11.27蒲池選手結婚祝ゲーム

晴天の八王子市民球場。
相手は、神奈川の強豪、相模コッツ。相手としては文句なしのチームでした。
今シーズンも残りわずかとなりました。
今日は11月19日に挙式した蒲池選手の結婚祝いの祈念試合でした。

後攻のキングス。
1番レフト水浦、2番セカンド石井、3番ショート倉中、4番キャッチャー蒲池、
5番センター小路、6番先発桜井、7番ライト松島、8番サード永井、8番ファースト和田、宮田選手は左足怪我のためベンチスタート、監督代行は会長。

序盤の桜井投手は要所を締めるピッチングを披露、しっかりと相手打線を抑えていたが、四球で出したランナーが三塁の時、ボテボテのサードゴロを永井選手が本塁に悪送球して1点を献上・・・・・これは仕方がない。積極的なエラーはOKです。ともかく、桜井投手はなかなかの出来でした。1年前とは比較になりません。
ところが、キングス打線は小柄な相手投手に3回まで沈黙のノーヒット、パーフェクトに押さえ込まれました。コントロールのいい好投手でした。
中盤、相手の3番、4番あたりにレフトと左中間へ大飛球を打たれたが、レフトの水浦選手が俊足を飛ばしてファインプレーの連続、相手のベンチを黙らせました。また、三塁後方の難しいフライをショート倉中選手が難なくキャッチして守備範囲の広いことを示した。さらに、得点圏にランナーがいる場面でセンター前に抜けるかに見えた打球をセカンド石井選手が逆シングルで捕って1塁に送球、好守備を披露してゲームを絞めました。
終盤になってキングスが目を覚ましました。四球を足場に得点圏にランナーをおいて、バッターは打撃好調の松島選手。1-1から外角の球を右にたたいてライト前に目の覚めるようなタイムリーヒット。1塁ベースに立って松島選手はガッツポーズ。格好良かった。
その後も桜井投手はよく投げましたが、ランナーをおいてWPで1点献上、そのあと相手打者がバットの芯でとらえ始めた(相手の4番バッターがレフトフェンス直撃の飛球を飛ばしたのには驚いた)ところで、投手交代、小路投手がリリーフとして登場。ここでも、WPで得点を献上して5対1となったが、その後、相手打者を完璧に抑える素晴らしいピッチングを披露しました。スローボールの変化球を見せ球に使って勝負は140キロ代?の速球を投げ込み、相手の強打者を連続してキャッチャーフライに打ち取り貫禄を見せました。さすがというほかない出来でした。これで抑えの切り札は決まったと思います。今日の試合の主人公・蒲池捕手の好守も光っていました。
最終回、ようやくキングス打線が機能しだしました。俊足を生かして1番水浦選手が3塁の内野安打、同じく倉中選手が内野安打でランナーをためて、1死走者1.2塁で主人公・4番蒲池選手にまわして見せ場を作りました。蒲池選手の打球は芯をとらえて強烈なショートゴロ、間一髪で1塁アウトになり、ファーストからバックホームで走者がタッチアウトで時間切れ試合終了。
結果は、5対1でしたが、見所満載のしまった好ゲームでした。

試合後、グランド整備を終えてセレモニーが開かれました。
司会は会長、小路コーチのお祝いの言葉から始まり、松島コーチと倉中主将の祝福の言葉が続き、和田監督補佐から選手全員の寄せ書きが書かれた「記念のボール」がプレゼントされ、また、今日の記念品として「ペアグラス」が選手から贈られました。最後に、蒲池選手から挨拶があり、今後の家庭生活と野球の両立について努力していきたい旨の話がありました。
その後、市民球場のスコアボードを背景に記念の写真撮影が行われ、蒲池選手結婚祝記念試合の幕が下りました。

今年を振り返れば、国立市の秋季大会Bクラスの準決勝と決勝の2試合ともコールドゲームでぶっちぎりの優勝を果たし、「国立球界にキングスあり」を印象づけました。しかし、まだまだこれは通過点です。キングスの目標はもっともっと高いところにあります。
現状に満足することなく、大いに実力を磨き、国立球界を制覇し、東京大会そして関東大会へと駒を進めよう。
より高く、より強く、真に充実した野球を求めて、キングスの進撃はまだま続きます。来シーズンも頑張ろう。お疲れ様、有名な会長でした。

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